いや~な静電気。ユニフォームで撃退!

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この季節になると、ドアノブを触ったときや人と手をつないだ時 「バチッ!」 と静電気がくることありますよね~

作業服には帯電防止、制電ケア、JIS T8118適合など素材の特性が表記されています。制電ケア<帯電防止<JIS T8118適合帯電防止って感じで静電気防止のパワーの段階で名称が変わるのかな~とイメージで捉えていますが、今日は静電気の仕組みを勉強したいと思います(*^_^*)

 

なぜ静電気が起きるか?

この世に存在する物体は、マイナスとプラスの電気を持っています。人はもちろん、ドアノブや車のドア、洋服も。

毎日さわるスマホのタッチパネルも人が微量の電気を帯びていることを利用したもの。タッチパネルに電気を帯びた指が触れることで、画面が電気の変化を察知して「さわった」と認識するそう。

物体(人)の持っている「マイナス電気」と「プラス電気」がバランスを保って安定していると、電気の動きはありません。

でも、摩擦や力が加わると、動きやすい性質をもっている「マイナス電気」が物体から移動してしまいます。そのことで、「マイナス電気」と「プラス電気」のバランスが偏り、どちらかが多くなります。

このどちらかが多い状態を「帯電」といい、余った「プラス電気」は「マイナス電気」と結合しようとします。そのときに金属と触れると、電気同士が一気に結合、結合する瞬間に電流が流れ、静電気と呼ばれる「放電」「バチッ!」が行われるのです。

 

なぜ、冬に「バチッ!」は発生しやすいのでしょう?

湿度と静電気は密な関係があります。

人間が電気を帯電していても、湿度が高い時は空気中に水分が多いので、空気中の水分を通してすばやく電気は逃げてしまします。夏でも静電気は起きているのですが、湿度が高いと、物体に溜まる電気が少なく「バチッ! 」とまで行かないんですね。

一方、湿度が低い時は空気中に水分が少なく、電気を流す逃げ道が少ないんです。そのため、人間や物体に電気がたまりやすく、金属に触れた際などに一気に電流が流れ、「バチッ! 」と放電されるというわけです。

ストッキングをはいている時、スカートがまとわりつくのを防止する「エレガード」などの「静電気防止スプレー」には、「界面活性剤」という成分が含まれています。
「界面活性剤」は石けんや洗剤にも含まれており、水分を引き寄せやすいという特徴があります。

それを付着させることで衣類等に水分を引き寄せます。衣類の電気が水分を伝わって空気中に逃げやすくなり、電気が溜まりづらくなることで静電気を防止できるそうです。

 

ここからは帯電防止作業服のお話・・

制電加工とは繊維に「界面活性剤」を付けて親水性を与え(水分を引き寄せるようにする)静電気の発生や帯電を防止する加工であり、特に何らかの基準を満たしているものではありません。イメージで言うと、普通の繊維に静電気防止スプレーをかけたような感じです。これが、制電ケア、静電気防止など規格外の帯電防止作業服類。

制電ケア・帯電防止のおすすめ商品はこちら

 

本来、帯電防止、または制電と呼ばれる規格は衣類に一定以上の静電気をためこまないための規格であり、電気をため込むことで起こる「放電」「バチッ!」を防ぐことが最大の目的です。

そのために常に効率よく放電をするよう導電糸が縫い込まれているのが特徴で、電気を通らなくしているのではなく、電気の通りを良くして常時放電できるようにしているのがJIS規格以上の帯電防止作業服です。

JIS T8118適合帯電防止作業服の詳しい説明とおすすめ商品はこちら

JIS T8118規格より厳しい基準IEC規格の詳しい説明とおすすめ商品はこちら

また静電気を帯びない作業服には、副次的にチリを寄せ付けない効果もあり、帯電防止・低発塵(チリやホコリが出にくい)作業服も多くあります。

 

 

帯電防止作業服を着なくても、普段できる静電気対策としては、保湿!

身体に保湿クリームを塗ったり、髪にトリートメントをして保湿することで、水分を保持し放電して帯電を防止することで、冬場でも「バチッ!」対策になりますよ。

 

ライオン屋ドットコムでは、帯電防止作業服の特集ページを作成しました。

帯電防止のレベルの合わせ、おすすめ商品をご紹介。比較的在庫が多く、企業様の大量発注にも対応できるユニフォームを取り揃えております(*^_^*)

是非こちらもご覧ください。

 

静電気対策作業服と合わせて履きたい静電・制電靴はこちらから↓

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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